2012.10.06
カテゴリ:治療
骨盤治療
新患 腰痛 シビレの患者さんで過去の既往歴を聞いていると 必ず医療機関での骨盤牽引をしている人がいます。
その人たちは必ずと言っていいほど 寛骨が下に牽引されている跡があるか または引かれています。
その人たちの 恥骨の高さを相対的に見ると どちらかの寛骨が下方に落ちています。(両方落ちている場合があります)
そもそも恥骨はクランク運動をしています。 大方 成人では、その周径差は4mm以内ですが
それ以上の開きの人は恥骨(骨盤全体が落ちています)をまず壊されています。
歩容を見ます。 歩き方で特徴的な歩き方をしています。
墜下型歩行という特殊な歩行形態をします。
牽引後 予後が悪かった人に多いです。
症状としては なかなか腰痛・シビレが治らない 胸苦しい感じがある(心臓・呼吸器に問題が無い)
歩きずらい等があります。
治療としては、この寛骨が下がっているのを本来の位置に戻します。 そして 仙腸関節の潤滑を獲得します。
すると 歩行が楽に歩けるようになるのが普通です。
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